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音楽ビデオのおすすめ! MVと、映像の紹介所。キャンプサイトがお届け。  

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第6回【おすすめ音楽ビデオ!】MVの名作を知ろう!これ知ってる?かなりいいです! 〜 " Heaven " by CHARA〜

第6回の今日は…「名作を知ろう!〜 " Heaven " by CHARA」です。

 

CHARAさんのデビュー曲ですね。

1988年に開始された、EPIC SONY records が制作・放送していた音楽番組「eZ」の中でまず流された(と記憶していますが)、PVです。

(今調べたら、提供はカルビーでしたが)

 

音楽ビデオというものが、日本の音楽シーンに根付いていく、そのきっかけの一つになった、レコード会社がお金を出して作った番組でした。

 

番組中で、PV(おっと、このブログではMVと呼ぶんでしたね。この時代のことを語ると、どうしてもPVと書いてしまうのですが…)を、当然流していたのですが、この番組オリジナル(というか、番組のスタッフが、PVのディレクターおよびレコード会社の映像部の人だったわけなんですが)のPVが流されていました。

 

といっても、EPICが制作しているので、それはそのままPVなわけで。

 

番組内で(もっというと、番組の予算で、って言ったらいいのかもしれませんね)作るPVなので、(事実かどうかはわかりませんが、想像だと)予算がふんだんにあるわけではなく、

 

でも、逆に「番組内だからさー」と、自由(だったかどうかも想像の域を出ませんが)に作ったPVは、今見ても、新鮮な作りをしている気がします。

 

その「新鮮さ」の「要素・要件」になっていると思うのが、この" Heaven " by CHARA のPVの作りです。下の動画、YouTubeで見てみてください。

 

www.youtube.com

 

…そう、ワンカットなんですね!

十分すぎるほど、彼女の魅力がでてますね。

 

この作りも、今はあまりないですねー。

(第1回および第3回で紹介した一連のビデオも、「ワンカット」でした)

(" RINJIN " by レピッシュ 除く)

 

予算云々ではなく、ワンカットで「曲と同じ時間を、見る側が共有する」感覚、それが「映像に引き込まれる」要因であると思います。

 

余談ですが…プロデューサー浅田祐介の作った、パーカッションの音とエレピが完全な80年代後半サウンドである、この曲は、今聞いても、いいっすねー。彼は当時20歳そこそこなはず。

 

 

同じ、「eZ」内で発表されたPVで、こんなのもあります。

" MAN ON THE EARTH " by 大江千里

 

これも、ワンカットなのですが、

さらに面白いのは…。

www.youtube.com

 

…そう、

撮影現場で「周囲に流れている」「いわゆる『現場音』」が、そのまま生かされているのです。

というか、歌っている声も、「その場のもの」!すごいですね。

プレイバック(いわゆる「口パク」)ではないという…。

 

PVは、音のクオリティが「完成品」と違っていてはいけない、という概念が、ここにはありません!

 

そういう、

「音楽ビデオ」を作り上げている「主な要素」とは異なった、「ドキュメンタリー」な要素

(そして、それが「ワンカットの持つ『ライブ感』」と密接に結びついているのですが)、

それが、大江千里さんの魅力をさらに引き出している気がします。

 

こういうのも、最近ないねえ。

 

 

 

で、全く毛色ちがいでは、こんなのも。

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見ましたか?

これは、CHARAさんのPVコンセプト、そして、そこから発展した、千里さんのPVのコンセプトが、さらに暴力的に!

ここまで行くと、PVの域を少しはみ出してきてますねー。

ライブとも言えず。

で、

このビデオの雰囲気を真似ようとしたディレクター多数(と、思います)。

 

 

そして…!

kampsiteディレクター 川村ケンスケ が、2013年(?)に作ったMVが、これ。

 

www.youtube.com

 

現場音も「込み」で、映像を編集していく、という手法ですね。

 

MVとして作られたのですが、レコード会社の理解を得られず

(ちゃんと事前に、「こうなるよー」って説明はしたのですが…)。

 

結果、イベント等の機会に限定して流されたようです。

 

 

では、これはどうだ!(笑)

同じく、kampsite ディレクター 川村ケンスケの作ったMV。

www.youtube.com

これは、スカパラメンバーの「寄り・アップ」のショットを撮ってはあったが、最後に中納さんとのグループショットを撮ったら、やっぱりものすごく良くて、結局「ワンカット」にしてしまった!という、乱暴な一本。

 

 

てな具合で、

事情はそれぞれ違えど、「ワンカット」という手法は、

「ライブ感」

「時間共有感」

を出すのには、かなり適していると、思うのです。

(おっと、これはある種「YouTuber」の方々が無意識にやっていることですね!)

 

どこかのだれかの「MVをパロる」ようなMVの犠牲にならないために、こういう「揶揄されないような」手法で、魅力的なMVをつくろう!

 

と誓いをあらたにする、kampsite チームでありました(笑)。

 

ではまた!

 

 

kampsite(キャンプサイト)は、インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」している

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