【おすすめ音楽ビデオ!】みなさま、洋楽付いているわたくしです。
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ボニー・マッキーというアーティスト、遅まきながら知りまして、音楽ビデオ的に感動しております。
このビデオ、めちゃくちゃいい!
冒頭からして、80's仕立て。昔のMTVかアメリカのテレビを見ている気分。
当然、今のデジタル技術で撮影していると思われるのですが、画質は完全にVHSレベル。
作ってからVHSにダビングして画質を落としたのか?と思える感じ。
昔、映像のフォーマットがHDになる前、完成したビデオを一旦VHSに「落として」、その「画質が落ちた映像」を、ところどころ、元の「画質のいい映像」に挟み込んで、ノイジーなトーンを狙ったり、とかは、かなりやりましたが。
このHD時代に、全編このトーンとは…!
最近だと、こんなのもありましたが…
これも、初めて見たときは「!」でしたが、思い切り度合としては、ボニー・マッキーの比ではありませぬな!(信長協奏曲を見ているので、この言葉使いに…失礼)
話が逸れました…。
ボニー・マッキーのビデオは、Fergieのこのビデオ…
に、なんとなく要素が似ています。これも大変良い音楽ビデオとなっています。この時点で、すでに十分「80's」だったのですが。
つまりは、Fergie(のこのビデオも、少し前のものですが)を、80年代までググっと映像的な技術を駆使して、「引き戻した」のが、ボニー・マッキーの「Bombastic」ですね。
ボニー・マッキーの現時点の最新音楽ビデオが、
ですが、これはこれで、
SF映画の金字塔(?)、「バーバレラ」が下敷き、ですねー!これを選ぶのがなかなかグッド!
某U+Sのユニットっぽい歌のビデオが、なんとなくスター・ウォーズのタトゥーインのシーンを下敷きにしてるのに比べると、何百万倍もセンス良し!です(失礼)
この「バーバレラ」、音楽ビデオ界では何度もモチーフにされている(と言いつつ、他の作品がまだ思い出せない…)キッチュでチープでめちゃセンスいい映画です。
なお、この女性は「ジェーン・フォンダ」なのですが…。
「バーバレラ」に出てくる悪役の名前が「デュラン・デュラン」と言いまして…そう、あのイギリスのバンド「デュラン・デュラン」の由来ですねー。
で、「バーバレラ」を見ると、いつも…
を、思い出します。
The Whoとか、ティナ・ターナーとか、ジャック・ニコルソンなんかが出ていた、カルトなロック・ムービー。「バーバレラ」とは公開年が7年ほどちがうのですが、なんか全体の雰囲気ですかね?
監督は、ケン・ラッセル。先日ブログで取り上げた監督、
第39階 ナイン・インチ・ネイルズをご存知か? 何も(?)写っていない音楽ビデオ/映像作品? - 音楽ビデオ/MVと、映像の紹介所。キャンプサイトがお届け。
デレク・ジャーマンは、このケン・ラッセルの美術スタッフをやっていたようですね。
この「Tommy」に加えて、もしくは、
これにも、目配せ。
こちらは、ジェーン・バーキンが出ています。サントラは、ビートルズのジョージ・ハリソン。Wonderwallといえば、OASISですが、もちろん意識ありですね。OASISとThe Beatlesの関係性で言えば。
どんどん逸れますが、
話を戻して、ボニー・マッキーとは何者?ということに関しては、このサイトが詳しかったです。ケイティー・ペリーのヒットの立役者、みたいな感じですかね。
■音楽|ボニー・マッキー アメリカのヒットメーカー | パスワードは一万年愛す
最後にもう一曲。
これは、色味が非常に美しい。デジタルならではのクリアな、そして色の情報量を存分に生かした作りで、
…に、近いトーン設計ですね。Johan Renck監督。Lily-Rose Deppさんは、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘。
おっと、ヴァネッサといえば…
ですね!やはり。Jean-baptiste Mondino が監督した傑作!…いつもこのビデオを引き合いに出しますが…。
なかなか、話が終われないのですが、ボニー・マッキーから、ここまで来てしまいました…。
音楽と映像、って、やっぱ面白い!
今年も、See Your Music!
では!
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