音楽ビデオらしい音楽ビデオ、久々の登場です。
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グッドモーニングアメリカ「鉛色のスターゲイザー」です!
まずは、見てみましょう!
…?
ワンカットか…?
ワンカットだな!
いいじゃん!
ワンカットは、音楽ビデオの粋!
好きです!
ワンカットのいいところは、
「絵のよさ、を犠牲にしないと成り立たない」ところ。
逆に言えば、
「ワンカットにしなければいけないことで、どうしてもそうなってしまう『絵』」が、必然性のある絵になってくることで、「機能的に『良い絵』」になってくる、
そういう「アート性」が出てくるのが、ワンカットの良さだとおもっています。
普通だったら、もうちょっと「引く」だろう、とか、「寄る」だろう、とか、そういうことを考える前に、
「ワンカットでスムーズに行くこと」を考えるわけですから。
そういう視点で、このビデオを見返してもいいのかなーと。
メイキングもありました。めずらしいですね。
ここまで見てみて、
やはり一点、気になるのは…
「視点が変わること」と、「カメラワークが大げさにあること」です。
このブログの第23回でご紹介しました…
この中で、HARUHIさんのビデオを紹介しましたが、やはり、「カメラワークが強め」に出てくるときに、人間の視点や感覚が「ワンカットのシームレス感」から離れて、あっちこっちにぶれ始めるところが残念。
ボブ・ディランのMVは、フレーム固定なので、余分な感覚が生まれづらくて、起きていることに集中していくことになってしまう、それが、とてもいいんですよね!
このグッドモーニングアメリカのMVも、一定の、激しくないカメラワーク/視点の移動にとどめると、もっと良かったのかな、と、けっこう強めに思います。
とは言っても、なにしろ最近の音楽ビデオのなかでは「出色」の出来!ですから、みなさん、何度も見てください、ね!
では、See Your Music!
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