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スティングといえば、やはり「Englishman In Newyork」ですよね。
スティングさん…
昨年末、来日して、
先日は、NHK SONGSにも出演されていましたね。
見損ねたので、NHK オンデマンドで!(あるのかな…?)
その、スティング さんで、
音楽ビデオといえば、やはりこれ!
「Englishman In NewYork」ですね。
63,000,000回再生。この名曲にしては、少ないのかな…。古い曲だからねー。
スティングさんは、ただ、歩いているだけ…。
そう、いわゆる「ただ歩いているだけ」というビデオの「手本」です。
モノクロの映像が、冬のニューヨークに合ってますね。
だいたい、雪が降っていて歩いている感じの、かっこいいビデオにしたい!っていうとき
(そんな要望が、いつもいつもあるわけではないですが)、
は、このビデオが引き合いに出されます(笑)。
ぼくも、某韓流のグループ(これはメイキング)
SUPER JUNIOR の音楽ビデオ、
韓国での撮影で作ったとき、はじめは、メンバーが冬/雪の(韓国)の街を歩く、
そんなことを考えたのですが、実際は全く違うものに…
(韓国の街並みが合わないかなーみたいな理由でした)。
で、この…
「Englishman In New York」、音楽ビデオのディレクターは、今回取り上げる、デヴィッド・フィンチャーさんです。
…な、人ですね。
今や、映画監督!
エイリアン3、セブン、ファイト・クラブ、ベンジャミン・バトン、ゴーン・ガール…
錚々たる監督作が並んでいます。
しかも、映像を志す人が「好き!」と思う作品の連続!
でも、(僕の感覚では)
もともと、音楽ビデオのディレクター、という位置づけです。
ご存知のように、様々なアーティストのMVを作っています。
その一部を、YouTubeから探して、紹介!
まずは…
こういうとき、いつもだいたいこの人から(笑)
(大抵の一流監督とやってるからなー)。
マドンナ!「Express Yourself」!
強い女!が音楽ビデオで描かれた最初の作品!(かどうかは不明)
レディー・ガガと、「曲の似てる似てない」、で、もめてましたね。
ビデオ的には、次の「Vogue」につながる「トーン」で、
撮影時のフィルター、とか、コントラスト、とか、
ちょっと「クラシック映画」の雰囲気が、グッドです。
(トーンとか考えるなら、これくらい「考えたい」っすよね)
そして、その…
「Vogue」は、ほんとよかった!
音楽ビデオの「地位」を、押し上げた作品といっても過言ではないです。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」ももちろん、そういう意味でのエポックメイキングな作品だったのですが、
この「Vogue」は…
抑制されたトーン、雑紙のグラビアをモチーフにした、
「音楽」的、であるということを超えた、音楽ビデオとはかくあるべき!という、新時代の「映像表現」がなされた、という意味で、画期的でした。
今見ても、古さを感じないという、その凄さ。
一方、
「スリラー」は、今見ると「古いな、トーンが」的なこと、を端々に感じますね。
まあ、クラシックとしての価値はあるが、古くなっていく、というものもありますもんね。
次に…
おお!
ナイン・インチ・ネイルズも、やっているんですね!
アイデアと、いわゆる「ネタ」が秀逸。
一見、マーク・ロマネク監督的ではありますが、フィンチャーだったとは!
ちなみに、マーク・ロマネク監督で、ナイン・インチ・ネイルズといえば、
なんといっても、「クローサー」です。
これも、同時期から、のちの音楽ビデオ「観」に、ものすごい影響を与えた作品です。
出てくる映像的モチーフが、あまりに耽美的で魅力的。
「Head Like A hole」みたいな、アマチュア映像作家が作るようなビデオではなく、本当のプロが作った素晴らしい映像!」
と評したとかしないとか。
そう、音楽ビデオを当時やっていたものなら、必ず一度は、「こういうビデオにしたい!」と思ったはず、くらいな感じです。
そして、そして、知ってるかな?
スティーブ・ウィンウッド「Roll With It」!
MTV世代ど真ん中なら、必ず目に、耳に、した曲ですね!
フィンチャーの中に、「ちょっと昔の、ノスタルジックなトーン」っていうのが、常にあるのかもね。
次は、
「アメリカン・アイドル」というオーディション番組の審査員で、おなじみ、
80年代後期を代表するアーティストです。ダンスがかっこよく撮れています。
坂本龍一が、「Neo Geo」というアルバムを出したときだったかな、沖縄の音楽を「取り入れていった彼が、「ポーラ・アブドゥルよ、目を覚ませ!」と言っていたのを思い出した。
ヒットチャートの権化のような曲、そして、ダンサーとしてのキャリアがメインの彼女のアルバムが実際に売れていくアメリカのチャート、それらへのアンチテーゼをしようとしていたのが、坂本龍一の心持ちだったらしいので、それがそういう言葉として出てきたのだろうと。
そして、Paula Abdulといえば、これ!から、始まりましたね!
これもフィンチャー!
「Vogue」につながる感も、ありますねー。トーンが思い切っている。今のデジタル世代には思いつかないような感じの色合いですね。
そして、懐かしい!
MTV世代!この曲、好きだったなー。一発屋に近い人たちだったが。
そして、締めは…
やはり、Don Henley!
こんな形でしか見せられず、ごめんなさい…。
80'sの締めには、ぴったりですね。シンセベースの音とか、ドラムの音が(涙)。
むむむ、ぼくも、もっと、
SeeYour Music、したくなってきた!
では!
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