第12回の今日は…シンプルに、今日見た、いいビデオ(笑)
YouTubeにジャンプして、見てくださいね。
そう、レッチリです!
なんで、これいいのかなー、って思ったかというと、
第10回で、リオのパラリンピックの映像をご紹介しましたが、その時、今年のリオのパラリンピック映像が「デジタルな感じで、なんかなー」なんて書いたわけなんですが。
このレッチリも「デジタル!」という感じで、でも、逆にそれがいいな、と、思ってしまったのでした。
アナログ(代表格は、「フィルム撮影」の結果できた映像が、それになるわけですが)が持つ独特の「粒子感」…「ざらざら」としてたり、なんか「つぶつぶ」感があったり(言って見れば、それは「ノイズ」だったりするのですが)、それが好きでして。
レッチリって、その「アナログ」感がけっこうある感じのMVが多かった気がするのです。
でも、このビデオは、「ツルっツル!」。それが、レッチリというバンドの「音像」と逆にハマって、なんか「新しい」。
このブログでたまに言う、「YouTuber」感、というか。
画質そのものが表してしまう、そういう「今風の時代感」。
それが、出ている、と。
しかも、なんとなく「意図してそういう感じを出している」のかなー、とか、深読みしてしまったのです。
だって、
ですよ。
"Around The World " は、編集は超デジタル加工(いわゆる「ノンリニア編集機」で加工しているはず)だけどね。
" Give It Away "は、編集そのものはデジタルの編集卓/エフェクト処理だろうとおもうけど、画質的に、いまよりかなり低いので、いまやそのデジタル感が見えない、とても素朴なエフェクト。
いわば、古いアナログのシンセサイザーを、「人間味ある、あったかい音がする」と、意味不明の倒錯した評価をしてしまう感じもします(いや、悪い意味ではなくてね)(わかるかな)。
レッチリのように、長いキャリアがあるバンドだと、このような「MVの変化…テーマ性/画質/テクニック」を見比べるのに、とてもいい気がします。
んな中で、筆者が一番好きなのは、これ!
Mark Romanek の怪作(というか、このディレクター、怪作が多い気もします。おしゃれでかっこいいんだけど、こだわりやアイデアが半端ない)!
これ、いいわー、いつ見ても。
手本にしたい!
手本にして!(笑)
次回も見てね!(笑)
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