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ジョー・ミークって、どんな人?
第21回の今回は、なぜか、今のわたくしのヘビロテアーティストをご紹介することにしました。
といっても、ここは「映像」を紹介するために書いているブログのため、やはり「映像」から入りましょう。
ジョー・ミーク、です。
Wikiを見てみたら英語のエントリーしかなかったので翻訳しつつ…で、かなり内容が多かったので、そのさわりだけ。
(DeNA そして WELQの問題、剽窃、等々いろいろあるけど、まあこうして翻訳してるから、その努力を認めてやってください…)
ジョー・ミーク(Robert George “Joe” Meek)(1929生・1967没)
イギリスの音楽プロデューサー・作曲家。実験的なポップミュージックを作った先駆者であり、今では当たり前の「レコーディングの技術」、例えば「ダビング、サンプリングやリバーブ(エコー)」といったようなテクニックの発展に寄与した音楽家である。レコーディングスタジオそのものを「楽器」のように考えて使用した最初のエンジニアの一人であり、さらに、「プロデューサーも『アーティスト』として認められるべき」と主張した最初の音楽プロデューサーの一人であるという意味で、後世にもっとも影響を与えたエンジニアの一人とも言える。
当時まだ無名のデヴィッド・ボウイやビートルズ、ロッド・スチュワートらとの仕事を辞退している。例えばビートルズの仕事を断った理由を、「他人の音楽をコピーしている騒音の塊 、と思ったから」と、彼は後に述べている。
大ヒット曲として、イギリスのインストゥルメントバンド、The Tornadosの曲「Telstar」がある。
(Wikipedia 英語の文章を翻訳)
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故・大瀧詠一氏も、影響を受けたと語る。
ギタリストの佐橋佳幸も自身のアルバムの曲のトラックダウンの方向性に関して「ジョー・ミークでお願い」とエンジニアに言った(と、サウンド&レコーディングマガジンの記事にあった)、
玄人好みな位置にいると言える、プロデューサーです。
目指した音楽レコーディングのプロセスが、フィル・スペクターの対極にいる感じ、という人もおります。
その The Tornados といえば…
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スティングレイ!(からのサンダーバード)
スーパーマリオネーションで一世を風靡した「サンダーバード」、それをつくったジェリー・アンダーソンがその1年前に作った
「海底大戦争 スティングレイ」
という海洋冒険ドラマ
(これもスーパーマリオネーションでした)
があって…そのテーマソング
(は、サンダーバードのテーマとかを書いたBarry Grayが作ってましたが)
のカバーを、このThe tornadosが、演奏していて、
わたくしの頭の中ではこの「スティングレイ」のテーマは、The Tornados バージョンだと思い込んでいたくらい、スーパーマリオネーションのムードに合致した、キッチュなムードの音です。
で、
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esquivelっていう作曲家もすごかった!
ちょっと違うんですけど、わたくし的には、アメリカ代表として、esquivelも大好きなので…
…紹介しました。なんていうのかな、bizarre系?(ちがうか)
でもこれ、映像じゃないんですよね…無念、っていうか映像があるわけなく…。音だけでも楽しみましょう。
esquivel は、Joe Meek 的な、「レコーディング技術」に凝った人で、
ある曲のレコーディングで、「バックトラック」と「メロディーパート」を、全く別々のスタジオで、「せーの!」で同時に録音。
トラックダウンで、その「二つの音」を「左右に動かして、摩訶不思議なねじれ音像」を作ったり、してます。
話は戻りまして、今わたくしは、
"Joe Meek : Complete Independent Productions 1961-62"
(ストリーミングのみ なのかな…Amazonにはフィジカルはなかった気が)
を聞きながら、仕事に邁進しております。
というわけで、See Your Music!
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