たったいま、
いきものがかり が、活動休止(放牧宣言、と言っていた)を発表しましたね。
kampsiteスタッフくん としては、これらの音楽ビデオ・MV を監督しました。
その動画をまとめておこうかな。
ついでに、ちょっとした解説も(関係者に迷惑かけない範囲で…リアルですいません…)
「熱情のスペクトラム」の音楽ビデオ。
使った照明は、いま、ライブなんかでものすごく使われている、「シャーピー」というムービング(可動型)ライト。光の「集光度合い」がとても強く、かなり直線型の光をつくれます。そしてプログラミングでいろんな動きを「つけられ」ます。そのライトを数多くプログラミングして、演奏シーンで使用しました。
最終の編集でその「鋭い光」に「色」を「後付け」。撮影時に色をつける方法もあったのですが、その程度の色付けだと、撮影の「絞りの問題」で、色が出ない可能性があったので、わざわざの「後のせ」方法を使いました。
メンバーの姿が「シンメトリー」でダブっているようなシーンは、カメラのレンズ前に小さいミラーをつけて撮ったもの。現場でこのように撮れているので、いわゆる「後戻り」できない撮影でした。
「GOLDEN GIRL」の音楽ビデオ。
できるだけワンカット長回しで撮っていこう、ということで、セットの動き等々、かなりリハーサルして撮った作品。歌いつつ、セットの動きに合わせつつ、で、吉岡さん的には大変だったであろうと思われます。
電車のシーンは、あえて水野くんにセットを動かしてもらったりして、さりげなく(はないか)登場。
引いた絵で、照明が見えたりするのも、いわゆる「ばらし(見えてはいけないものが見えてしまうことを指す言葉。時にわざと見せたりする時にも使う)」で、「全体が舞台っぽく進んでますよー」ということを見せる演出です。
なお、吉岡さんの眼鏡シーンは、わたくしのこだわり、です(笑)。
次に、
「WOWOW放送のライブ」を監督。
(このライブは、WOWOWでの放送バージョンを監督)
これは、DVD等のパッケージとは違う編集でして、冒頭とアンコール前に、3人の「独白」めいたものが入っています。
「あなた」の音楽ビデオ。日テレのキャンペーンソングだったので、よくテレビで聴いたなー。
わたくしの「得意技」、等身大のパネル芸を使った作品。もうご存知ですね(笑)。
メンバーは、編集時に始めて「等身大パネルと実物の人がつながる」構成を目にしました。
「ぼくらのゆめ」の音楽ビデオ。爽健美茶のキャンペーンソングで、こないだまでよく見ましたね。
3人のプライベートシーン的なものは、ほんとに好きなようにやってもらいました。
結構「素」が出てるのでは?
吉岡さんの「ストレートでない髪型」も、わたくしのこだわりです(再笑)。
昨年放送した、WOWOWでのライブ。収録から編集まで、めちゃくちゃ短かった…!でも、とてもいいライブでした。
(このライブは、WOWOWでの放送バージョンを監督)
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実は、いきものがかり をメジャーデビュー前から見ていて。
昨年夏のライブでは、「すごい、こんなところまで来れるんだなー」としみじみしたものでした。
このライブ番組の前に、
(ライブ一週間後に収録した)インタビューが入ってまして。
その収録の際、彼らが「やりきったなー」という雰囲気を(良い意味ですよ!)出していて。
ものづくりに邁進してきたアーティスト、が次にどうするのか、それがすごく気になったものでした。
それで、「放牧」とは、いかにも彼ららしい表現で。
ソングライティングの天才、水野くんと山下くん、
そして、奇跡の歌声、吉岡さん。
きっと、みんなが待つフィールドに帰ってくることでしょう!
それまで、待ちましょうねー!
では、See Your Music!
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