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ぼくのりりっくのぼうよみ、また新作音楽ビデオですね!
最近、気になるアーティスト(というか、声の質かもしれないですね)。
「Be Noble」という曲です。
では、見てみましょう!
ぼくのりりっくのぼうよみ、最近音楽の方向がすこし「ディープ」に向かっていて、そのあたりが結構気になっています。
「Be Noble」の音楽ビデオは、その「ディープ」さにシンクロする形で、コンセプトが作られていますね。
シンプルに歌っているシーンに対して、心象風景と思しき映像が重なってきます
…重なるというか、人物の輪郭の中に、それらの映像が重なっていく。
いわば、彼の中に「それらの映像」が入っている、ということでしょうか。
…ということの「映像的な種明かし」が、
一番最後にちょろっと…しかも、そこまでに出てきてないシーンとして出てくる、という、実はそれがとても好き。
こういう風に「関係ない」絵が出てくるのが、音楽ビデオの醍醐味(あ、もちろん、関係ない絵、ではないのですが…) !
拙作で恐縮ですが、掘り起こしということで…。
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安藤裕子さんの「鬼」という曲の音楽ビデオは、この「Be Noble」とは違う形での「映像の重なり」を、コンセプトにしています。
この曲、撮影時、ちょうど安藤さんにお子さんが生まれて、その子を「鬼」…もちろん「かわいい!」という意味での「鬼」という表現で…として書いた曲だと、おっしゃっていました。
安藤裕子さんです。
「鬼」の音楽ビデオ、これです。
好きなビデオでして、手法としては、安藤さん本人に、本人の映像を「投射する」という手法です。
まだ、「プロジェクションマッピング」…
…という手法が、これほどメジャーでないころ、
まあどちらかといえば、かつての「ビデオアート」に近い気持ちで、さまざまな映像を「投射=プロジェクション」することが、この安藤裕子さんの「鬼」の音楽ビデオのコンセプトです。
この辺に注目!
★0:13くらいとか、1:45とか…のところの「本人の顔」が重なるところの「ちょっと怖い感じ」が、すごくいいなあ、と思っています。
★0:33くらい、本人が「白いボード」を持っていて、そこに「本人を投射」したり、
★2:10とか2:35くらいにいたっては、
①まず白いバックで顔の寄りを撮って、
②その映像を、ゆらゆら揺らした白い布に投射、その映像を撮影、
③その映像を、もう一度、ゆらゆら揺らした白い布に投射して、撮影…
を繰り返して、
この映像が出来ていたり、
さらには…
★1:21の、強めの光が当たっている、歌のシーンは、プロジェクターで「なにも写っていない真っ白な光(真っ白な光、っていう表現はおかしいか)を「投射」。
つまりは、ふつうに「光を当てている」ということですが、その「プロジェクターの光」は、通常の「照明」の光と「光質」が違っていて…直進性が強いというか。
だから、このような「カリっとした」(っていうふうに、業界の人はいうかなあ)感じになりますね。
光って、光源によって、質感が変わるのです(フィルターをかけるとかそういうことではなく、です)。
あ、ちょっと話がずれました(よくあること)。
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「映像を重ねる」という表現方法にも、いろんなパターンがあるってことなのです。
というふうに、新譜も旧譜も、See Your Music!で、発見しましょう!
ではまたー。
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