kk映像大好きさん の、音楽ビデオベスト3!ってなんですか?と、問われて、「1位 Madonna " Rain "」「2位 ???(時代によって変わるものが、この位置に来る)」そして、3位…
という話を、某CM制作の打ち合わせで、されまして…。
1位のMadonna " Rain "
(これは、このブログでよく出てる、はず…もしかして出てないか?)
…は、「あー知ってる!」(というのが、普通の反応)、
そして、
「監督はマーク・ロマネクですよね」(と言ってくれる人はまだ良心的)、
さらに、
「きれいっすね!」(若者・笑)、
…と、いう感じのコメントが続き。
2位は、てなわけで。
3位は…じゃーん!REM!
…って言っただけで、だれそれ?という…涙。
さっきまで「マーク・ロマネクですね?Madonnaといえば、フィンチャーとか、のきなみやってますよね…」と、言っていた「通」も、「???(というか、興味なし)」な反応。
誰がなんといっても、REM!
この写真は、今のREMとはちょっと違うか。
でも、今年ニューアルバムが出るとか出ないとか…(期待)。
こんな人たちです。
あんまよくない音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオもあるのだけど、傑作になると、とことん傑作。
もちろん音もいい!
まず、これ。
0:17くらいまでの、複数画面構図が、いいっすね!
そして、
続く0:21からの…
いまなら、「プロジェクション」という言葉を使うのでしょうが、当時は多分、フィルムを投射して再撮影、もしくは、フィルムの二重露光…
撮影したフィルムを、カメラから取り出さずに、もしくは暗室で取り出して「巻き戻し」、そのフィルムを再度カメラに装填して、ふたたび「撮影」するという、同じフィルムを二度感光させるワザ…
…の風に見える感じが、素敵です。
デジタルでは、二重露光はできませんからね。
歌詞もいいんだねー。Andy Kaufmanという、アメリカのコメディアンのことを歌ってるのかな。
同タイトルで、そのAndy Kaufmanをジム・キャリーが演じた「MAN ON THE MOON」という映画も作られました。
1:57の、乾いた大地に蛇、みたいな絵は、あー、アメリカだねえ、と呻いてしまうほど、象徴的に思えます。
2:21 、トラックが背後から迫って、ボーカルのマイケル・スタイプが、エルビスっぽく(はないか)、おどけるところ、は、彼が「自分が映っている姿をものすごく良く理解している」もっとも良いシーンです(次に紹介する曲の音楽ビデオにも、そんな風なところが出てきます)。
2:58、田舎のダイナーに到着します。この中の人たちの「描き方」がほんとにいいんだなー!見てください。
映像のトーンもあいまって、すごく素敵な…映画を一本見たかのような、っていう体験をある種超えている…映画とはまた違う感動を、短時間で与えてくる…ある意味「ドラッグ」っぽい感じの歌と絵ですね。
で、
REMがオールタイム3位、その理由となる次の曲こそ、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオの歴史に残る名作!
演奏シーンのみで、ここまでカッコ良くいけるのか!
テンションも、色も、光も、そしてもちろん音楽も!
完璧な組み合わせに、興奮!
…という感じ。
これはとやかく言わずに、最後まで見てみよう!
マイケル・スタイプが、「自分が撮られていることを理解できている、そして、どうしたらかっこいいか…そのかっこよさは、それまでにない形のかっこよさであるべき、と、考え、そのことを理解して動けているシーン、
冒頭から…0:08のところ、いきなり!とか、
0:55、マイク、オフ!とか、
1:10あたりの、つるっぱげとスタンド(笑)とか。
もちろん、立ち姿の「低さ」は、宇多田ヒカル「Automatic」を軽く凌駕!(関係ないか)
ピカチュウ問題も、気持ちいいね!
なんども見たくなる、この名作群。
興味内容じゃ、映像作ってる意味ないぜ!
…な、今日のSee Your Music!でした!
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