というわけで、このエントリーは昨日掲載するはずだった、という書き出しから…
「リリック・ビデオ」！と言ったら、このブログの読者の方々はもうご存知…歌詞をのせた音楽ビデオですが、そのリリック・ビデオ、おそらく音楽ビデオ／MV／ミュージック・ビデオの「未来」を示しているのだろう、と感じるこの頃…。
まずは、
クリスタル・ケイさんのリリック・ビデオからスタート！です。
これは、ショートバージョンというか、プロモ的要素が強いものですが。
クリスタル・ケイさんのいつものMV等では「メインのシーン」になりづらい『力の抜けた』キュートなところが、このリリック・ビデオという「形式」だと、出しやすいのかもしれません。
「メイキング映像」と「MV」の中間くらいですもんね。
しかも、
今の時代とても大事な「言葉」という要素を伝えやすい。
しかも、スマホにも向いている、と。
いいことづくし、なんですね！
そして、次は…
Zeddさんは、こんな方。
いい音ですね！
美しい風景、に、歌詞が乗る…
英語だと、いいよねー、グラフィカルになれるというか。
日本語だと、どうだろう…？
…もしかしたら、
日本のリリック・ビデオも、グラフィカルな側面を突き詰めればまだ可能性あるのかもしれませんが。
例えば、こういうものもあったわけだし。
市川昆監督の映画のタイトルワーク！
そして、
市川崑監督に関しては、こんな本まで出てるくらいだし、
これに対しての、「エヴァンゲリオン」からの「目配せ」も有名だし。
こういう可能性も、まだまだ秘められているのが、リリック・ビデオの奥深さ！
そして、
こうなってくると、すでに「リリック・ビデオ」というよりは、完全なる音楽ビデオ／MV／ミュージック・ビデオ、ですが。音楽ビデオが忘れ去った「映像の表現の自由」が、ここにはまだあるのだな、という気さえしてきます。
しかも、僕らのように「耳から英語を理解しづらい」民族にも、「文字として歌詞を見れる」ことで、調べたり考えたり、ちょっと感じてみたりする機会も、与えられている感じもします。
そういうことも、意図されているのでは？と、おもいます。
まさに、目で理解する音楽、See Your Music！なのです、リリック・ビデオは！
どうでしょう？！！！
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