3/15のこのブログで紹介した、Suede(スウェード)の伝説のライブビデオが、YouTubeにありました!すばらしい!YouTube!(っていうか、VHS持ってるが…)。 これもおすすめの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、になりますよ!
(このときは、部分的にしか、見つけられなかった…)
こんな人たちです。
この「LOVE & POISON」、ほんとに、それまでの「音楽のライブビデオ」の常識をけっこうことごとく覆した、と、思います。
では、ご覧ください!
むむむ、
出だしからして、思わせぶりぃー!
一人のお客さんの入っていくところから始まるのが、とても導入としていいなあ。こういうの、当時(今も?)なかったし。
それと、メンバーがステージに向かうところがカットバック、という。
5:35あたりで、1曲目が終わりますが、そのときの「ピアノの手元(グリッサンドするとこ)」の「より」が、突然入る…それまでの「オーバーラップ」と多用した「編集」とは、ここからは違うコンセプトになるよー!っていうことを宣言した感じ。
で、お客さんの手元のアップ(この入り方も、斬新だった!っていうか、いまでも斬新か…こういう映像の作りかたをやる人、いないよね)、から、ステージの舞台の「上面」をなめるカメラ、そして、ギターをなめるカメラへ!このつながり、最高!
そして、カメラがいわゆる「ズームイン、ズームアウト」を繰り返すワーク!これも、当時としては、こういうのなくて、かっこいい!と思ったのでした。
同時期の、某LUNA SEAかなんかのライブの映像で、この「ズームイン、ズームアウト」をやっているカメラがあって、それがたしか、岩神さんか加藤さんだったのでは?(確認したいっすー)。
この「ズームイン、ズームアウト」を多用しすぎて、レンズを壊させた、ディレクターもいたような記憶が(たしかスミスさんだったのでは…要確認)。
このライブビデオですごいのは、「ズームイン、ズームアウト」のカメラのアクション、そのタイミングに合わせて編集していっているところ。音楽のタイミングに合わせて、ではないのです!そのことがけっこう、革命的、かも。
いわば、「ワン、ツー、スリー、フォー」でのリズムのどこかで「カットを変える」人が多い中、このビデオは、そんなんじゃねーよ!って、言っている気がします。
14:50の曲、音の逆回転から入っていく!当然、ライブ現場ではこの音は鳴らない(と思うのですが)はずで、こういう「仕上げの段階で音をいじりまくるライブビデオ」も、当時もいまも、そんなに数多くない気がします。
そういう意味で、「音のほうから」アグレッシブであるわけですが。だからこその「映像アプローチ」なのか、「映像と音が、同時にこういう方向を向いて、編集を進めていったのか」…。いずれにせよ、とてもうらやましい「音と映像の関係性」の作品ですね!
14:57なんかは、ライブにもかかわらず、「同じ映像を繰り返し使って」音を表現しています。こんなの、ある?しかも、スローシャッター多用!(スローシャッターが何のことかわからない人は、近くのお兄さんお姉さんに聞いてみよう!)
これには、かなり影響受けた。
…ん、長くなりそうだ。
明日も、このことについて、書きます!(初のTo Be Continued!)
さて、今日のボーナス・トラックは…
深く考えずに、これ。
ライブの映像って、普通はこうなるんだよね。彼らのせいではなく…。
さて、明日は今日の続きの、See Your Music!です。
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