先日、このブログで、Gorillazの新作音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介しましたが、次々と登場する彼らの新作映像が、リリック・ビデオではなく、「アート・バージョン」として発表されていることに、ものすごく注目してます!
まずは、そのGorillazの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ。
…ずっと同じ絵なのね。
音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、だと、こんなふうに「全然変わらない」という「構成」はあり得ないのですが、音楽ビデオをYouTube(昔なら、CS放送とか、DVD)で、みたりするときに、「流しっぱなしにできるような映像、もしくはメディアってないのかな?」とは、思っていました。
それはいわゆる、BGV(バックグラウンドヴィデオ)ですね。
いまならこのGorillazのAndromedamみたいな映像を、YouTubeで流しっぱなしにするのかな?
映像大好きkk、かつては、このDVDを流しっぱなしにして、仕事をしておりました。映像の編集をしているときも、かたわらで液晶付きポータブルDVDで流しっぱなし。
このパッケージの作者は、Brian Eno(ブライアン・イーノ)さんですね。もともと Roxy Musicのメンバーでしたが、いわゆる「環境音楽」の元祖みたいな人ですね。
こういう人です。
ブライアン・イーノは自分のことを「ノン・ミュージシャン」と呼んでいて、ちなみに、彼が在籍していた Roxy Musicを脱退したのは、「ブライアン・フェリー」という「ノン・ミュージシャン」がすでにRoxy Musicにいて、「同じバンドに二人のノン・ミュージシャンはいらない」という理由からだったといいます。
YouTubeに、このパッケージの映像が、なんとありました!
この映像、下の「長い映像」の中に入っていますが、まあ、短めのも見やすいかなと思い。
この映像が、ほぼほぼフルバージョンといっていいのかな。14 Video Paintings。
…この映像、時間をかけて、というか、だらっと流しっぱなしでみてみてください。
1:21:40くらいからの「MISTAKEN MEMORIES OF MEDIAEVAL MANHATTAN 」
これが、縦長映像として作成されていて、DVDのメニューで、「Vertical(たて)」と「Horizontal(よこ)」の2種類の向きでの再生が選べました。
2:10:00くらいから、そして、2:51:11くらいからの女性の映像も、美しい。
3:37:20くらいからの、都市の固定の映像は、たしかにもはや「絵画」です。
音楽は、Brian Enoの「Thursday Afternoon」から、のはず。
この14 Video Paintaings、ライナーノーツに「ビデオカメラを買って、部屋の窓から撮ってみた」みたいなことを、イーノが書いていた記憶があります。
つまり、制作年度を想像すると、その「カメラ」は、アナログしかもVHSやベータカムみたいなもののカメラだったと思うのです。そして、編集室に入って、何時間もかけて「色を調整したり」したのだろうと、想像されます。時間、かかっただろうなー。
でも、ビデオなのに、なんとも「濃厚」な、絵画のような、トーンです。
こういうのを「センスでできてる」というのでしょうね。だって、イーノはミュージシャンだし。
そもそも、当時の4:3の画面を否定し、あえて縦長の比率の絵を作るあたりが、イーノらしい。決められた枠、を嫌い、自分の感覚でものつくりの「ルール」を決めていく。いいですね、この態度が!
まさに、See Your Music!な、作品をご紹介できました!
このブログの筆者、映像大好きkkが作ったCM等々をまとめたプレイリストを作りました。これも、流しっぱなしでどうぞ!(笑)
>>>>>>>>>>>
お読みいただき、ありがとうございました!
キャンプサイトはインディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」しています。
YouTube : kampsitejp https://www.youtube.com/?gl=JP
Facebookも。 https://www.facebook.com/kampsite.co.jp/
ホームページはこちら。http://www.kampsite.jp
このブログでも書いてます。『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)
>>>>>>>>>>>