John Mayer の新作音楽ビデオが、いまこういうのあり?っていうちょっと「錯誤か」もしくは「最新流行か?」な、中味だったので、ご紹介!
こんな人です!
アメリカのシンガーソングライター・ギタリスト、です。天才ギタリスト、超一流のプレイヤーです!
音、かっこいいね!
で、映像はどうでした?
おもしろい!とは、思ったけど、やっぱアメリカなんだなあ、視点が。最近よく書いている「イギリス」のアーティストの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオだと、こういう「錯誤」(このビデオでは、この東洋趣味がかなり「大真面目」に展開されていると想像されます。だって、これが「洒落」なら、「洒落の表現としてはだめ!」な気がするので…)は、なく、おそらくちゃんと「アート」として表現されてくるのではないかな?
例えば、こういうので。
言わずと知れた、映画「オースティン・パワーズ」ですが。
イギリス、スウィンギング・ロンドンがモチーフだったり007を絶妙にパロったりしてますが、アメリカ映画なんです。
アメリカもやるじゃん、と思ったら、この主演・プロデューサー・脚本のマイク・マイヤーズは、カナダ出身。両親はイギリス人!なんですね。
なんか、アメリカの視点じゃないんだよね。アメリカだとここまで「自分を『落とせない』」と思うのです。
一方、アメリカの東洋趣味の例は死ぬほどあるんですが、僕が一番好き(?)なのは…
マイケル・クライトン(「ジュラシック・パーク」作者。ハーバード大卒のインテリ)原作、フィリップ・カウフマン監督(アメリカ人。「SFボディ・スナッチャー」「ライト・スタッフ」「存在の耐えられない軽さ」の監督)の映画「ライジング・サン」。日米貿易摩擦の中で起きた犯罪を解決するサスペンスものですが、ショーン・コネリー(はイギリス人ですが)が、そこかしこに日本語を使ったりして…「マダワカラナイノカ!」とか「センパイ」という言葉を使ったり、とか。
0:19、0:42に、1:55に一瞬かいま見える顔や場所、仕草とか。
いや、誤解を面白がる手もあるけど、やっぱ「世界最大・最強の『イナカ』」アメリカの視点が、どうにも抑えられなく出ているなあ、と。
ショーン・コネリーが「日本に住んでいたことがある日本通の警部」の設定で、なんと接待ゴルフもこなすという(笑)。
ということ自体が、「上から」目線に思えて、でも、それはそれでおもしろい!
で、John Mayerの「Stiil Feel Like Your Man」の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオにも、その感じと近いものがあるなあ、と。
かように、
イギリスとアメリカ、こうも違うのかと。
先日ロンドンに行った時に、ロンドンに住んでいる人が「イギリスは、すでに国内では何も作っていない。イギリスにお金をもたらしているのは(観光と)金融と音楽とかのカルチャーだけだ」と嘆いていましたが、それが「唯一」と言い切れる凄さも少し感じたのでした。
アメリカは、トランプが言う「アメリカで『モノ』を作るぞ!」ということからわかるように、カルチャーではなく「ものをつくる」ということに回帰するのかも。それは取りもなおさず、アメリカの再度の「イナカ」化を促進するものかもしれませんね。
…ということが、このJohn Mayerという、超一流若者(でもないが)ギタリストの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、から、読み取れたりするのでした。
という、今日の See Your Music!いかがでしたか?
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