MV・音楽ビデオをおすすめ!ミュージックビデオセレクト by 川村ケンスケ

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第472回【おすすめ音楽ビデオ!】Dave Grohl(デイブ・グロール)from "Foo Fighters(フー・ファイターズ)" が「音楽の面白さ」を伝えきった、最高のMVを見た!Dave Grohl has made a beautiful music video called "PLAY". This movie shows how precious the experience of playing musical instruments is !!!

Dave Grohl(デイブ・グロール)は、Foo Fightersフー・ファイターズ)の人!

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真ん中の人。

 

Dave grohl, from the band "Foo Fighters", has dropped a new music video called "PLAY".

 

 
フー・ファイターズといえば、とりあえずこのMVを見ましょう!「Monkey Wrench」。

www.youtube.com

This music clip is the one you can feel the character of Foo Fighters' sound.

 

 

元、Nirvanaニルヴァーナ)のドラマーです。

ニルヴァーナのこれを見ておきましょう。

www.youtube.com

椎名林檎じゃん、と思ったあなた。それは多分正しいです…涙。

 

This " Heart-Shaped Box " video is kind of similar to one of the music videos released by Japanese Artist RIngo Shiina...and wonder why... You can see it from the link below.

https://www.youtube.com/watch?v=zldBTSx9JpE

 

 

 

さて…

 

 

〜そのデイブ・グロールが「音楽を作り演奏することの素敵さ」を体現した「新作」を発表いたしました!〜

Dave Grohl's new song shows the preciousness of making and playing music.

www.youtube.com

2018/8/9公開。

2018/8/12 9:40 時点のYouTube再生回数 960,964回

 

23分に渡る、歌なし、いわばインスト楽曲!

しかも、

全部 デイブ・グロール 一人!で演奏されています。

Dave amezingly plays all instruments in this 23 minutes piece with no vocal tracks !

 

字幕あり映像なので、内容も理解できます!ぜひ!

 

この映像の前半では

「Join The Band」(ジョイン・ザ・バンド

というプロジェクト、というか、楽器のレッスンスタジオ、の様子をデイブが見て、

「楽器を演奏することの面白さ」

を再確認、その感動にインスパイアされて、この「PLAY」のプロジェクトが始まったことが語られます。

In the 1st part of this film, Dave explains why he starts this kind of foolish project...his knowing and impressed with the situation that many chidren was in the project called "Join The Band" and they gradually got into playing musical instrumennts.

 

 

そこでは、

楽器演奏が初めてな子供たちが、楽器を始めてバンドを組んで…次第にその魅力にとりつかれていく、そのことがコンパクトに描かれています。

Children, who haven't played instruments before, join the band and fascinated with playing music. 

 

そして、

 

この映像の8分以降、「PLAY」の演奏シーンが始まります。

After 8 minutes documentary-part, we can see "PLAY" music video.

 

 

 

 

 

〜楽器を演奏することの素晴らしさを表現したい!と、デイブ・グロールは思ったのだろう…〜

Dave seems to show how beautiful playing musical instruments is!

 

話は戻って、映像の冒頭8分間では…

 

デイブが、この「PLAY」の各パート…ギター、ベース、キーボード、パーカッション、そして本職のドラム、を、

「通し」で…

つまり途中で間違えたら最初からやり直す…なレコーディング!

というルールを自らに課して演奏する…

 

という様子が描かれます。

Dave sets rules for this recording...playing all the instrumens by himself and playing all over again from the start of the song if he makes mistakes. 

 

 

そして、

先述の「ジョイン・ザ・バンド」の子供達が、楽器を演奏することで自分にとって大切な何かを感じていく、

その様子が、デイブのレコーディングの映像の合間にインサートされていきます。

In first 8 minutes of this film,we see "Join The Band" children scene and Dave's recording scene alternately.

 

 

 

 

 

〜 一方「ダンス」という「今な」表現方法は、カラダを使った表現として「楽器演奏」とはるかに違っている気がした〜

Dance, the way of express youself, is very cool and modern. Playing instruments is very different on the other hand.

 

 

楽器の演奏、そして、バンド演奏という表現に比して、

 

日本、そしてもしかしたら世界中でも…

「ダンス(とR&B的な音楽スタイル)、それに付随する音楽の作り方…コンピュータをメイン・ツールとするあり方」

…がメイン・ストリームなことになってきている、そんな中で、

Music industries' trend...Dance First, Band Later...(especially in Japan)...

Many Musicians is making music with only computers, not playing instruments physically. 

 

 

おそらくはデイブは

「体を使って、道具を使って、何かを表現しようぜ!」

「そのプロセスで、とても大切な何かを見つけられるはずさ!」

的なメッセージを発信しようとしているのでは、と思いました。

In this film, Dave might try to tell us "Just express yourself with your body, with instruments", "You can find something important for your life" !

 

日本で義務教育の科目になってしまった「ダンス」、

その「ダンス」ももちろん、人間の「肉体を使った表現活動」の中では、「最も直接的に『カラダ』をつかう表現」ではあります。

Dance is surely one of the most physical expression of human art. In Japan, dance education is the important carriculum and is getting popular in a lot of school. 

 

しかし、

この「ダンス」という表現においては…

自分の肉体の動きが(表現として)どうだったか、を、自分にフィードバックする際の…

 

つまり、

「いまのこの動きが良かったよ!」という「『自分が行った肉体の表現』に対する『評価』」というものは、いつも…

 

「自分ではない誰か」の「視点や評価」からしか得られないはず…。

When you dance, you can see and evaluate how your dance is only through the eye of someone else..

 

自分の動きは、その場で自分の目で見られない、というのがそう思う理由です

(ビデオに撮ればいいじゃん、ということは、ここでは置いておきます)。

VIdeo recording saves the other's eyepoint, though...

 

 

 

 

 

「楽器を演奏すること」とは「人間が自己と対話しはじめること」に近い!

Playing musical instruments almost means talking with yourself.

 

一方、楽器を演奏するということは、

 

★楽器自体が「自分の肉体の一部ではない」こと、

そして、

★そこで鳴らされる「音」が、いつもその「自分のカラダの一部ではない『道具としての楽器』」から「鳴らされる」こと、

Playing musical instruments, we use those tools which is not a part of ourselve's body, and we hear the sound thru those tools.

 

から考えるに、すなわち…

 

◆鳴っている音を「その場で」自分が聞いて、自分の演奏(奏で方)を調整していく(いわば、自分が鳴らした音を自分でその場で評価していく)

 

という行為であるのだろう、ということ…

We adjust the moves of ourselve's body sumultaneously listening to the sound we have played.

 
ダンスが常に「他人の視点」を前提としていることに対して、楽器演奏が「その場で自分の中に跳ね返ってくる感覚」が前提である

This "feedback inside of ourselves" is the important feeling when playing music, compared with "dance" needing the evaluation from outside of ourselves.

 

…これは、

楽器という「他人」を介して「自分と対話する」ということであろう!

 

と、

 

そんな思いに至ったのでした。

This means we talk with ourselves through others as musical instruments, in fact.

 

(ダンスも、ハイレベルな場合はおそらく「自分の動きを客観視して自分を調整していく」わけなので、ダンスに「他人の視点が欠けている」と言いたいわけではないことも、ご了承ください)

 

 

 

賛否両論、ございましょうが…

ダンスより楽器!という古いタイプの筆者でして…

ということで、意見には個人差があるということでご了承ください。

 

 

一つの「音楽」「映像」の見方として、捉えていただければ、と、思っています!

 

 

という今日の…

 

See Your Music!

 

でした。

 

 

 

 

なお、このブログで紹介したMVや映像は、プレイリストになっています。

下のリンクがそれです。

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最新回から第51回、全874本が観れます!

(そんなに見れないって…)

 

 

BRUTUSさん…サンレコさん…ベストヒットUSAさん…こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛

 

 …こういう風に、いろんな「観点」から音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!かつては、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。

 

そんな気分で、毎回この【おすすめ音楽ビデオ!】を書いています。

 

 

 

  

なお、

 

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