MV・音楽ビデオをおすすめ!ミュージックビデオセレクト by 川村ケンスケ

映像のプロが、年間 約300曲!の 洋・邦 音楽ビデオ / MV / PV / ミュージック・ビデオを紹介。 全て「おすすめ映像」です! ブックマークしてね。

第674回【おすすめ音楽ビデオ!】「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」! 2020/7/2 版。今週は、やくしまるえつこ と、SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE の2曲が登場! コラム「音楽雑事」は【観客を入れる、入れない…今後のライブのあり方!】に関して。ぜひご一読を!

おすすめ音楽ビデオ

ベストテン 日本版!

 

今週は、やくしまるえつこ と、SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE の2曲が登場!

 

 

そして、

今週もっとも多い「268,876 回という1日あたりの再生回数 」を「回した」のは、どの曲!?

 

 

さて、突然ですが… 川村ケンスケの…

「1分で伝えたい!今日の音楽雑事」

として、今回論じるのは…

 

【観客を入れる、入れない…今後のライブのあり方!】

 

というお話。

 

このテーマに関しては…

news.yahoo.co.jp

先日、加藤登紀子さんが…

「政府が出したガイドライン」に則る形で開催した「観客あり(という言い方が奇妙ではありますが…)のライブ」

…という形で、一つの回答が出ましたね。

 

今後は、この「ガイドライン」を、

誰が設定して守ってライブを実施していくのか、

…ということが問題です。

 

果たして…?

若手の、というか、その他の、というか…J-POPアーティストたち

(や、事務所や、レコード会社、その他の参加者・社」)

は、そのことに関して「独力で」「こちら(業界)サイドの意見として」、

ウィズ・コロナの世界において、明確な解決法や対策を「提出できるのか」?

 

提出できない限りは、政府のいうことに従うしかなく、

提出できれば、観客を味方につけることができるのではないか?と、思います。

 

むろん、対策をした会場において、実際の感染が発生するのかしないのか?それが最大の懸念ですが。

 

決定的な方法論は「来場した観客の行動をトレースできるかどうか」、これしかないでしょうね。観客にもそのことをお願いして、そうでないとライブを見れない、くらいの「強い意志」でコロナ・ウイルスと向かい合っていく、という姿勢、それが、ライブを「観客あり(しかもフル・キャパシティで)」で実施するための必須条件なのだろうなあ。

 

 

 

 そんな風に、まずは思った、という今日の…

 

 「音楽雑事」!

 

ご静読感謝!… ということで、

 

そろそろ今日のチャートをご紹介。

(このチャート決定のルールは、第1位の後に…)

 

 

 

では、始めましょう!

 

おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版 2020/7/2(木)。

 

 

 

今週の第10位!

 

www.youtube.com

2020/6/14 公開

7/2 19:30 時点での、総視聴回数 4,140回

平均視聴数 217回

SWEET ROBPT AGAINST THE  MACHINE 3 WITH KAHOで「DAKITIME」。

テイ・トウワのプロジェクトで、今回のフィーチャリング・ボーカルは、なんとバカリズムと、女優の夏帆。映像的にはコントラストとかでやや「甘いなあ」とおもうところはあるが、音とのマッチングや、全体のセンスはさすが。これだけしか見られていないのが、ホント、残念っす…!

 

 

 

 

今週の第9位!  

www.youtube.com

2020/6/12 公開

7/2 19:38 時点での、総視聴回数 15,577回

平均視聴数 741回

ドミコ(domico) で「化けよ(BAKEYO)」。

アート感満載!いいね!終盤にメンバーの姿も出てきますが、そのデザインが全体のコンセプトを崩していないのも、最高です。必見!

 

 

 

  

 

今週の第8位!

www.youtube.com

2020/6/20 公開

7/2 19:38 時点での、総視聴回数 9,676回

平均視聴数 744回

菊地成孔 / 甲斐田祐輔 で「戒厳令下の新宿」。

サックス・プレイヤーで文筆家でアジテーター、菊地成孔が、戒厳令=緊急事態宣言 の新宿を歩いたセミドキュメンタリー映像。果たしてこれは、2020年の新宿なのか?1960年の新宿なのか?それとも、遥か未来の…?新宿という街が「モノクロ」にするだけでこれほど「時代感」がなくなる風景を持っていた、ということに驚きました。これをMVと呼ぶには、そのジャンル感からは遠く離れてしまっているけれど、音楽と映像のマリアージュということで言えば、これほど時代をすくい取った先鋭的な表現は、他にないような気がしています。必見です…!

 

 

 

 

             

今週の第7位!  

www.youtube.com

2020/6/7 公開

7/2 19:37 時点での、総視聴回数 19,886回

平均視聴数 764回

kobore で「FULLTEN」。

メジャーデビューを控えたニューカマー。メンバーをバラバラに撮影して組み合わせた、コロナ時代の構造…っていうか、それって普通のMVじゃん!グループショットがないだけで…そんなことにいまさらながら気づかせてくれた作品です。リモートライブが流行っている昨今、MVそのものの構造にも想いを馳せる日々です。

 

 


 

            

今週の第6位!   

www.youtube.com

2020/6/3 公開

7/2 19:39 時点での、総視聴回数 27,699回

平均視聴数 923回

橋本絵莉子 で「うらやましいひと(Demo)【360°VR」。

元・チャットモンチー橋本絵莉子の作品、これ、抜群です!

なにしろ、この「自宅・リモート」表現のなか、その「自宅感」を逆手にとって360度の映像にしてる!

もちろんいろんなギミックが投入はされていますが…いま、MVでやるべきいろんな要素がうまく処理されて入ってる気がする。なにしろ、360度、自分で見るアングルを決めれるというのが、いまの「自粛」状態にぴったりだと思うのです!

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今週の第5位! 

 

www.youtube.com

2020/6/15 公開

7/2 19:40 時点での、総視聴回数 19,353回

平均視聴数 1,075回

TOWA TEI WITH HANA で「MAGIC」。

音は流石の TEI TOWA 印!映像も一筋縄ではいかないアイデア。大事なのは、いままでみたことがない感じ、それを作るということ、その姿勢ですよね。そこには「かっこいい」とか「わかりづらい」とか「世代に合わせるべき」とかいう批評や講評は、全く関係がないのです。いわば「こんなビデオだよね」と一言で言えない、かつ、見たら魅力的!…そんなMVになっていると思います!

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今週の第4位!

 

www.youtube.com

2020/6/19 公開

7/2 19:28 時点での、総視聴回数 70,114回

平均視聴数 5,008回

やくしまるえつこ で「アンノウン・ワールド・マップ 360°MV」。

360度の映像なので、然るべきブラウザで「グリグリ」しながら見て欲しいが…こういう「360°の映像」の一番面白いところは…

「全部をちゃんと見ることができない」=「いつも違った映像を見られる可能性がある」

…という一点に尽きると思っています。全体像を見ることが基本的には不可能だということです。間違ってSafariなんかで見ると、ずるっと横長的なフレームになって、そういう形なら「全体」を見ることは、もちろんできますが…。このようなMVがもっと増えて欲しいなあ。

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今週の第3位!

www.youtube.com

2020/6/7 公開

7/2 19:40 時点での、総視聴回数 142,353回

平均視聴数 5,475回

LOVE PSYCHEDELICO で「Swingin'」。

デリコ節全開!イントロ映像がハワイアンって、それでいいのか?サビ?Bメロ?からコーラスていうかサビ?へのアレンジが素敵…って音楽の感想ばっか書いてしまったが、映像も、デリコさんがこうしてくれると、みな、色々やりやすいねえ(笑)。音が音として成立していると、こんな映像でもあんな映像であっても、その向こうにいる二人が見えてくる気がします。最高ー。

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今週の第2位!  

www.youtube.com

2020/6/3 公開

7/2 19:41 時点での、総視聴回数 4,403,165回

平均視聴数 146,772回

ヨルシカ で「春ひさぎ」。

「ひさぎ」とは?

kichijyuku.com

どうやら秋のもの?ということで、それに「春」をつけるところは「ネジレ」ですねえ。

歌詞というか、詞?もしくは詩、というか文学?の素敵なところは、このように「本来なかった組み合わせで新たな意味を作っていくこと」と見つけたり。

井上陽水の「少年時代」にも出だしに「夏が過ぎ 風あざみ」という一行がありますが、「風あさみ」という日本語はなかった、というハナシも。

…てな理由で、この曲をセレクトしました(笑)!

 

 

 

  

 

そして!

2020/7/2(木)おすすめ音楽ビデオ ベストテン!日本版」…

 

 

 

 

今週の第1位!

www.youtube.com

2020/6/16 公開

7/2 19:42 時点での、総視聴回数 4,570,892回

平均視聴数 268,876回

あいみょん で「裸の心」。

むむ?ワンカット?(なのに、スタッフクレジットには複数のカメラの存在が示唆されていて…撮影はしたけど「やっぱワンカットじゃん?」って話になったのかな)

まずは「あまり顔が見えない」というのがいいですね!暗闇に一筋の光、垣間見えるあいみょん…いいじゃないですか!

徐々に明るくなってくると、顔も見えてくる…バスルーム?シャワー?

ここまでくると「もしかして、恋が終わる悲しさを『シャワー=水=涙』で表現?…ということはシャワー出して、濡れながら、なのか?」と思って見てたら、

3:18あたりで、あいみょん がシャワーのコックをひねる…濡れながら…あいみょん はひとまず「歌わない」ので、おお、よかった…!歌ったらなんか「やらせてる感じ」だもんね。でも、最終的には、濡れながら歌うんだよなあ…ちょっと残念。はじめの「見えない感じ」から、最後はやや普通の演出に終わったところが惜しいなあ。で、最後、歌終わりで「落ちてしまったピアス?」を拾って、このバスルームを出ていく、という…そっか、バスルームはセットだったのか…だったら、シャワーに濡れる、というリアルな演出ではなくて、セットのバスルームならではのなにか、があったらよかったのに…と、少し「噛み砕かれてない演出」が残念な気がしました。あいみょんだけにね!  

  


 

    

…という結果でした!

 

 

あいかわらず、非常に「私的なチャート」ですので…閲覧にご注意(笑)。

 

 

 

なお、このチャートは、日本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオで、

  ★『おすすめ音楽ビデオベストテン!』

 を作ってしまおう!という、大それた(笑)企画。

 

 その「ルール」は… 

 

★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の YouTubeアカウントに「おすすめ」等々の形で現れた「音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ」のなかから

 

川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk  視点で選んだ「10曲」の中から…

 

「公開開始日」が、今日から「1ヶ月以内」という条件で(これは、若干伸び縮みします…)

 

★「総視聴数」を「公開されている日数」で割って…公開からの「1日平均の視聴数」を割り出し

 

その数の多い順で、チャートにしたもの!

 

 

…です。

 

総視聴数と、1日あたり視聴数、それらの数字の「印象」の差なんかも、ちょっと感じられて、なかなか面白いチャートです! 

 

 

わたくし、映像大好き a.k.a 川村ケンスケは、2019年は…

www.j-wave.co.jp

に出演しました。

 

そして…同じく2019年2月には、同じくJ-WAVEにて…

「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」! のラジオ番組が、 わたくしのナビゲータで放送されました!嵐や安室奈美恵スカパラのMVの制作秘話も!内容、こちらに再録!

www.waja-next.com

…という意味でも、注目のこのMVチャート。

 

あくまで、冒頭に書いた基準にのっとっており、意見には個人差があるということで。

 

一つの「音楽」「映像」の見方として、捉えていただければ、と、思っています!

 

 

 

BRUTUSさん…サンレコさん…ベストヒットUSAさん…こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛

 

 …こういう風に、いろんな「観点」から音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!かつては、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。

 

そんな気分で、毎回この【おすすめ音楽ビデオ!】を書いています。

 

 

 

  

なお、

 

わたくし「映像大好きkk」は、こういうブログを書くことが専門!というわけではなく、

いろんな種類の映像を作る仕事をしております。

音楽ビデオやCMが主な主戦場ですが、それらをYouTubeのプレイリストにしました。

www.youtube.com

 

お茶やお酒のお供に、ぜひどうぞ。

 

 

そして、

こちらでも、映像にまつわるブログ、書いてます。

『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

 

ここでは、映像大好きkk以外に、イケてる大人たちがイケてる記事をどんどんアップしています。

 

ぜひどうぞ!

 

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今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」しています。

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