MV・音楽ビデオをおすすめ!ミュージックビデオセレクト by 川村ケンスケ

映像のプロが、年間 約300曲!の 洋・邦 音楽ビデオ / MV / PV / ミュージック・ビデオを紹介。 全て「おすすめ映像」です! ブックマークしてね。

第167回【おすすめ音楽ビデオ!】今日は、日本の、最近作から2本。偶然にも2本ともモノクロでした。デジタルのカラーの難しさとか(一歩間違うと)「チープ」になってしまう危険性に皆が気づいたのか!?なんてね。

今日は、日本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオの新作的なものを2本ご紹介いたします!偶然にも2本ともモノクロ!でした。デジタルで撮る際の「カラーの調整」の難しさ…一歩間違うと、西野カナの「パッ」みたいな(涙)「チープ」な映像になってしまう危険性に、みなが気づいてきているのか!?(そんなことないか)…と、思ったり思わなかったりする、今日の【おすすめ音楽ビデオ!】です。

 

というわけで、本日の一組目のアーティストは…

 

 

ウルフルズ!(こんばんわ、小林克也です!) 

f:id:ksmvintro:20170510171405j:plain

なんか、かっこいいバンドになりましたね

(いや、昔からかっこよかったですが、年をとるっていうのも、いいもんだ!…と、自分でも思います…涙)。

こんなひとたち。

ウルフルズ - Wikipedia

 

 

では、ご覧いただきましょう!ウルフルズ、で、「バカヤロー」

サムネイルに、惚れました!(笑)

www.youtube.com

非常にシンプルな音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、です!

後ろ姿、で、きちんとなにかが表現されてますね。こういうのは「演出」と言えるなあ!

で、「ウルフ!」。

単純な話ですが、ウルフの孤独さと、曲のテンポや色合いが、なんとなくマッチしていて。

でも、マッチしすぎてなくて、意外に「曲の世界観が広がっている」ように思えます。

2:00 くらい、ギターソロに入るあたりの、真俯瞰(真上、と言う意味です)の映像が、少し残念な気が。

これは、おそらく趣味のハナシです…ウルフが動きだすのに合わせて、カメラも動き始めるのですが、ここは、すでに「ウルフも動いていて、カメラも動いていて」という映像のほうがよかったような気が。

ここで、ちょっと、映像の「リズム」って言ったらいいのかな、それが「途切れる」きがしました。

まあ、ほんとに大したことないのですが、そういう「細かなことの積み重ね」が、映像を作り上げているので、ちょっと書いたわけで。

 

…と、最後にちょっと驚いたのが…

 

曲が「フェード・アウト」だった!ということ。

 

最近にしては、珍しくないですか?

 

ライブで(演奏せずに、完成品?の音を流して、パフォーマンスするような場合)の使用を考えて、大概の今の曲は(ロック系でもそうなのが、けっこう笑えますが)、ちゃんと、「終わります」よね…。フェード・アウト、って、あまりない。

 

だって、ライブステージで、音が「フェード・アウト」しちゃったら、興ざめ、ですもんね。

 

ここらあたりに、「年齢」と「ロック!」を感じるのは、映像大好きkkがおっさんだからなのです!(こんばんわ!小林克也風、で読んでください)

 

 

それはともかく、「読後感」のいい、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、でした!

 

 

そして、同じくモノクロで作られた、このアーティストの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ!

 

Yasei Collective、で、「HELLO」!(小林克也です!)

www.youtube.com

うん、出だしや、楽器の構成感が好き!

音も、いいね!

 

…0:50くらいに、一気に「引き絵」のグループショットになりますが、そこの「インパクト」(…を絶対ねらってるはずなのです…)が、なかったすね。

 

ただ、

1:21からの絵の構成(これこそ「コンポジション」と言っていいと思いますが!)は、とても素敵!これは、近年稀に見る、切れ味のいい「グラフィカルな」映像ではないでしょうか?

ぜひ、ここはみてほしい!

 

…で、次の1:32からのマルチ画面…これは、テンションさがるなあ(涙)。

 

2:03くらいからの、周りを回るカメラワーク…別に、バンドの全体像なんて見せなくていいのにね。たぶんレコード会社とかからのオーダーっすね。

 

ディレクターがこれをやりたいと言う、とは、映像大好きkk世代には、思えませんので!

 

もう例の「切れ味いい」「コンポジション」で、押し切って欲しかった!

 

そしたら、このバンドと音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオは、きっと、名作!の領域に突入することでしょう。

 

だって、後半、全然(映像の)テンション低い!っすもん。

 

すると不思議なもんで、音も、テンションさがるなあ。

 

そういうことを、レコード会社がわかってないね、きっと。

 

 

バンドは、良かった!

 

ディレクターの視点も、最高でした!

 

 

…という、辛口(いつもか)な、See Your Music!でした!

 

 

 

続いて、

告知!

 

わたくし…

このあらたなインターネット放送・メディアに、参加しております。

www.youtube.com

まもなく、ホームページも公開!

現在、YouTubeアカウントにて、先行で映像を配信中です。

毎日YouTube Liveにて生放送も。

そして、

「バースデイ・イヴ・ミュージック」と称して、24時間休みなく、日本の音楽界の礎を築いたアーティストやシンガーの楽曲を、その曲を愛するミュージシャンやタレントがカバーしている放送も実施中。

 

一度ぜひごらんください!

 

 

なお、

映像大好きkkは、こういうブログを書くことが専門というわけではなく、

いろんな映像を作る仕事をしております。

音楽ビデオやCMが主な主戦場ですが、それらをYouTubeのプレイリストにしました。

www.youtube.com

 

お茶やお酒のお供に、ぜひどうぞ。

 

そして、

こちらでも、映像にまつわるブログ、書いてます。

『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

 

ここでは、映像大好きkk以外に、イケてる大人たちがイケてる記事をどんどんアップしています。

 

ぜひどうぞ!

 

>>>>>>>>>>>

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

映像大好きkkが在籍している、「キャンプサイト」は、

インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」しています。

YouTube : kampsitejp  https://www.youtube.com/?gl=JP

Facebookも。 https://www.facebook.com/kampsite.co.jp/

ホームページはこちら。http://www.kampsite.jp

 

よろしくお願いいたします!

 

>>>>>>>>>>>