おすすめ音楽ビデオ
ベストテン 日本版!
今週は、sora tob sakana の1曲が登場!
そして、
今週もっとも多い「216,351 回という1日あたりの再生回数 」を「回した」のは、どの曲!?
さて… 川村ケンスケの…
「1分で伝えたい!今日の音楽雑事」…
【昭和歌謡】ということについて。
「昭和歌謡」がブーム、ということで、ホントにそうなのか?…と、それは問題ではありますが…。
毎週「ビオン」というカラオケアプリで生配信番組をやっている私。その番組では毎週「一つのテーマ」を決めて、番組を見に来た人がその「テーマにそって」カラオケを歌う、ということをやっています。
これがYouTube Liveとかなら、一方向放送で、放送している側が「歌うところを見せる」というわけなのですが、この「ビオン」というカラオケアプリは「カラオケ」アプリなので、生配信のライブ番組ができる、その中で、参加者が歌うことができる(参加者どうしで、デュエットもできます)。
番組のレギュラー視聴者も一応いる、そんな感じになってきていて、その番組で、先週決めたテーマが「昭和アイドル」。参加者みな、そのテーマに則って、歌い散らかして(笑)いました。
ではいったい、昭和アイドルそしてそのアイドルが歌っていた曲=昭和歌謡、とは、いったいなんだったのか!?という、短いコラムでは収まらないテーマで行きます(笑)。
一言で言うと…
洋楽からちょっとアイデアをもらって作られている音楽!(ばかりではないですが、そのココロは、のちほど…)
例えば、
中森明菜の「DESIRE」は、A~ha の「テイク・オン・ミー」だし、田原俊彦の「シャワーしたいね」は、Queen の「バック・チャット」だし、今回初めて知ったのが、フィンガー5の「学園天国」は、ゲイリー・US・ボンズの「New Orleans」だし…。その他あげればキリがない。ちょっと典型的なものをあげすぎていますが。
いや、
何を言いたいかと言うと「いわゆる『パクリ』」的な話ではなく…
洋楽への憧れ、もしくは日本の音楽素性や音楽録音技術のレベルではその洋楽の曲や音に対して「近づけなかった」…からこそ「近づこうと努力した」、「その努力の歴史の産物」…
それが「昭和歌謡」なのだ、
ということ、なのです。
つまりこれは、「基盤・基準」が、欧米のヒットソングだ、という構造です。
そこでの「いろんな『誤差』や『誤解』、『技術不足』(涙)…が、独特の(音や音像も含めた)「昭和歌謡」という存在を形作ってきた、と。
では、一方、
たった今の J-POP(死語!)では、その「基盤・基準」とはなんなのか?
それは「音楽制作ツール」というものが、それに当たるのではないだろうか、と思ったのです。
「昭和歌謡」は「基盤」が「聞こえてくる『音』や『楽曲』」であったのに対して、「J-POP」は「基盤」が「音楽を作るソフト・ツールの存在」である、という対比。
それは言い換えれば…「内容」vs「道具」という構図です。
しかしこれは、J-POPが果たした「進化」であり、それが見事に K-POP の中で再び「欧米の音楽」に向けて「先祖返り」した、という経緯。
そして、J-POPはその「先祖返り」をしなかったことで、ある種「異形な発展」を遂げたのであろうと。
「昭和歌謡」は「欧米に憧れ、追いつこうとした先達たちの努力の結晶」、
そして、
「J-POP」は(K-POPも)、そう言う意味での「内容」に、ではなく「全世界共通になった「音楽制作ツール」に依存したクリエイティブを展開している、と。
なので、結果、何者にも何物にも「似なかった」のでしょう。
そして、それがいいことなのかどうか、は、わからんですが…ね。
ちょっと「論」がこなれてないですが…
…そんな風に思った、という今日の…
「音楽雑事」!
ご静読感謝!… ということで、
そろそろ今日のチャートをご紹介。
(このチャート決定のルールは、第1位の後に…)
では、始めましょう!
おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版 2020/8/6(木)。
今週の第10位!
再生回数上昇中!
2020/7/15公開
7/30 2:51 時点での、総視聴回数 49,250回
(前週は 23,702回 でした)。
平均視聴数 2,049回(前週は 1,481回 でした)。
時速36km で「ハロー」。
そう!思い切ってこういうことでいいんです!一つのテイストで、勢いよく、行ききってしまう!それぞ、音楽ビデオ!ヴィデオの様々なエフェクトを、線画に「収斂(しゅうれん)」させてしまうことで、新しい表現の地平が切り開かれている気がします。すばらしい!
今週の第9位!
2020/8/5公開
8/7 1:12 時点での、総視聴回数 6,724回。
平均視聴数 2,241回。
sora tob sakana で「untie」。
美しいMVだと思いました!VJ的アプローチ(的な、監督らしいですが…)とはいえ、声や音の展開とマッチしていて、しかも、ピュアな感じがするのはなぜだろう。ここまで「打ち込む」(音楽制作的な言葉を使うとしたら)のは、まあまあ大変ではないか?と思うのだが。にしても…これ、このグループの「ラストアルバム」(!)からの曲らしく!なんと…!
今週の第8位!
2020/7/8 公開
8/7 1:22 時点での、総視聴回数 110,786回。
平均視聴数 3,573回。
フレデリック で「されどBGM」。
リリック・ビデオですが、かなりいい出来!なかなかに手間がかかっているのと、日本語という「グラフィックでない」素材を「立体化」することで魅力的に見せている。タイトルにからめた「レコードプレイヤー」アイデアも、効いてます!
今週の第7位!
2020/7/10 公開
8/7 1:21 時点での、総視聴回数 124,752回。
平均視聴数 4,455回。
Nulbarich で「LUCK」。
自動車のフロントウインドウ越しに見える風景の、いわゆる「主観」映像。
でも、そこに見える世界が…トンネルを抜けると、そこは雪国だった、と言うわけなんですが、そこで…まず現れるこの「オールドスタイルのアニメーション」が、いいね。これはセンス良し!後半はめくるめくエフェクティブな世界で、音が「なし」で(笑)映像だけみててもいい感じ!おすすめなり。
今週の第6位!
2020/7/8 公開
8/7 1:23 時点での、総視聴回数 332,383回。
平均視聴数 10,722回。
ゲスの極み乙女。で「マルカ」。
いい意味で、ゲス極。らしくない仕上がり。というか、やや90年代初頭な気分。画質のせいもあるけれども、手持ちのカメラとか、インサートされるさまざまな映像のチョイスやそのテンポが、そんな感じです。この違い、結構大事です。
…と、では、その違い…『わっかるかなーわかんねえかもなーイェーイ』(これがわからないかもですね…涙)。そんな人はこの動画を…
MVとは関係なくてすいません…。
今週の第5位!
2020/7/17公開
8/7 1:23 時点での、総視聴回数 249,036回。
平均視聴数 11,319回。
宇野実彩子(AAA) で「Stand Up!」。
何と言っても、avexという大会社が、こういう表現をやってほしいわけです。しかも、avexのシグネチャーともいうべきグループのメンバーのソロで!ということで、高評価です!いわば、リリック・ビデオですが、いい感じに仕上がっています。
今週の第4位!
2020/7/23 公開
8/7 1:25 時点での、総視聴回数 205,949回。
平均視聴数 12,871回。
あいみょん で「おいしいパスタがあると聞いて【very short teaser】」。
だから!あいみょんは、この【very short teaser】とか【very short movie】がいいんだって!この「アルバムの予告編的」映像も、めちゃいいと思います。この調子で、一本MVつくればいいのになあ(っていつも言ってるが)
今週の第3位!
2020/7/17 公開
8/7 1:24 時点での、総視聴回数 377,505回。
平均視聴数 17,159回。
ポルカドットスティングレイで「FREE」。
お!出た!リリックの文字の出し方が素敵!いまどき、このこと大事だね。
そして、むむむ…まさかの「ワンカット」?ムービー…期待が高まる、そんな感じで見れるMVですよー。で、実は…?是非ご覧になってください。いわゆる「グループショット」「演奏シーン」を見せなければいけないのか?という究極の問いを思ってしまう、そんな感じです!
今週の第2位!
2020/7/8 公開
8/7 1:26 時点での、総視聴回数 1,732,125回。
平均視聴数 55,875回。
ヨルシカ で「盗作」。
あいかわらず「顔隠し」のプロ!の仕業、な作品ですが。アルバムトレーラーながら、つい見入ってしまうデザインの映像ですね。こんな感じの、ほかのヨルシカのMVをみたい!
そして!
2020/8/6(木)おすすめ音楽ビデオ ベストテン!日本版」…
今週の第1位!
2020/7/20 公開
8/7 1:26 時点での、総視聴回数 4,110,672回。
平均視聴数 216,351回。
YOASOBIで「たぶん」。
アニメで、この浮遊感はすごい!CG制作とアニメ表現の融合は、映像表現のテイストの可能性を広げるなあ、と、こういう作品を見ると思うのでした。
2:28 までの「ワンカット感」」が秀逸!アニメテイストで、こういうアプローチはいいのではないでしょうか…!
ですが…
2:40あたりで「普通の編集つなぎ」になったあたりが、ちょっと残念…。
そのあと出てくる「3:05からのカット」まで、なんとかワンカット風のまま繋いでこれると、ものすごく緊張感の高い映像になった気がするなあ!
でも、非常に魅力的な映像です。
…という結果でした!
あいかわらず、非常に「私的なチャート」ですので…閲覧にご注意(笑)。
なお、このチャートは、日本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオで、
★『おすすめ音楽ビデオベストテン!』
を作ってしまおう!という、大それた(笑)企画。
その「ルール」は…
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の YouTubeアカウントに「おすすめ」等々の形で現れた「音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ」のなかから、
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の 視点で選んだ「10曲」の中から…
★「公開開始日」が、今日から「1ヶ月以内」という条件で(これは、若干伸び縮みします…)
★「総視聴数」を「公開されている日数」で割って…公開からの「1日平均の視聴数」を割り出し、
★その数の多い順で、チャートにしたもの!
…です。
総視聴数と、1日あたり視聴数、それらの数字の「印象」の差なんかも、ちょっと感じられて、なかなか面白いチャートです!
わたくし、映像大好き a.k.a 川村ケンスケは、2019年は…
に出演しました。
そして…同じく2019年2月には、同じくJ-WAVEにて…
「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」! のラジオ番組が、 わたくしのナビゲータで放送されました!嵐や安室奈美恵やスカパラのMVの制作秘話も!内容、こちらに再録!
…という意味でも、注目のこのMVチャート。
あくまで、冒頭に書いた基準にのっとっており、意見には個人差があるということで。
一つの「音楽」「映像」の見方として、捉えていただければ、と、思っています!
BRUTUSさん…サンレコさん…ベストヒットUSAさん…こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
…こういう風に、いろんな「観点」から音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!かつては、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この【おすすめ音楽ビデオ!】を書いています。
なお、
わたくし「映像大好きkk」は、こういうブログを書くことが専門!というわけではなく、
いろんな種類の映像を作る仕事をしております。
音楽ビデオやCMが主な主戦場ですが、それらをYouTubeのプレイリストにしました。
お茶やお酒のお供に、ぜひどうぞ。
そして、
こちらでも、映像にまつわるブログ、書いてます。
『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)
ここでは、映像大好きkk以外に、イケてる大人たちがイケてる記事をどんどんアップしています。
ぜひどうぞ!
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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