音楽ビデオの新作ラッシュ(ぼくにとって、だけか…)ですが、今回は、MIMI!マライア・キャリーの新しい音楽ビデオです!
まずは、マライア・キャリーらしい、ヴィジュアルです!
音楽ビデオは、これ!
「I Don't feat. YG」。
音のほうは、名匠・Jermaine Dupri のプロデュース。
YG?は、わたくし「ラッパー関係」が守備範囲「外」なので調べてみたら、西海岸の注目ラッパーだそうです。
この音楽ビデオでは、マライア・キャリーの元・恋人役な設定。
ラッパーって、色々器用だなあ、っていつも思います。
マライア・キャリーは、やはり超弩級!セクシーアンドグラマラス、ですね。
歌の内容は「ものすごい失恋を乗り越える女性への歌」…
前半は、白のドレスでクルマの後部座席で歌うマライア。どっしりと見せつけられて、そのまま成り立つのは、スターの証でしょうか!
1:28ごろの黒の衣装も、なかなかかっこいい、というか、振り切れてる。
最後、3:27ころからは、真っ赤なタイトドレスのマライア・キャリー。なにかを吹っ切った女性、のイメージを、衣装に託します。
…そして、
前半0:20とか0:30とか1:19頃に着ているウエディングドレスを、マライアは最後に、火に投げ入れて燃やしてしまいます。
映像のトーンは、デジタルの匂いがとても強く、それほどの高級感はない気がしますが、マライアの存在の強さが、とても印象に残っています。
なぜ、高級感がないのかな?、デジタルの匂いが強いのかな?…と思うかというと…
「ウエディングドレスを投げ入れた炎」が、「白く飛んでしまっている」
(炎が背景や被写体に比べ明るすぎる…)
ところ。
こういうところに、「ややチープな」感じが出てしまっているのが残念。
ビデオっぽい、と、映像制作者・専門家なら思うでしょう。
被写体の側、にもっと光を当てれば、そして、背景がもう少し明るかったり、なにかディテールがあって存在を出せれば、カメラのほうで「絞り」を絞れるので、「炎」のディテールが見えるくらい「(ちょっと逆説的な言い方ですが)炎を『ちゃんと暗く』撮れる」のですが…。
これまた、映像制作者としては「炎を『収めて撮る』」(収めて、の漢字ってこれでいいのかな?)と、言ったりしますが。
もしくは、「いわゆるRAWまで戻って、テレシネでツーパス」(わからない人は、お父さんに聞いてみよう)、みたいな。
細かい作業ができない環境、もしくは、知識?(有り得ないとは思うけど)
…などと、映像的には、細かいことを色々書いてしまうのですが(ごめんなさい)。
でもなにしろ、彼女の歌声。「静かな、しかし力強い」、この感じは、彼女にしか出せないものだと、思います。
数知れず、音楽ビデオを見ますが、今や…
トーンを追求する時代、ではないのかもしれませんねー。
変わったこと、面白い撮り方、というより、見ている人に「すっと入っていくような」日常感に強い方向性…かな、求められるのは。
See Your Music!は、もちろんなのですが、こういう場合は、まずもって「音に集中!」で、音楽に接する!かもしれませんねー!
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