星野源「恋」。言わずと知れた…
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「逃げるは恥だが役に立つ」主題歌の音楽ビデオ。
すでに、5千万再生なんですね! さすが!話題作!
いわゆる「ターンテーブルもの」。アーティストの乗った台が回っています。デザインや色使いがポップだ!シンプルな背景だけに、そのポップさが際立っています。
ターンテーブルは、あくまでゆったりまわりつつ、可愛いダンスが繰り広げられる。
3:12 くらいからの少し上からのシーン。注目は、回転しているターンテーブルの「ゆか」の市松模様。ターンテーブル上のアーティストやものが入れ替わっても、市松模様は一定に回っています。こういう細かい「技」が、音楽ビデオの面白いところですね。
そうそう、Perfumeといえば、
これが似たような「ターンテーブル」感ですが、これは、椎名林檎等で有名な、児玉裕一 監督 ですね。
これは、カメラ側がゆったりまわっています(合成の都合もありで)。
カメラの動きが一定なので、メンバーを合成しても動きや背景との関係が一致してきます。これもなかなか高度な技!
いずれにせよ、ゆったり感、が両作品に共通のキーワードですね。アーティストをしっかり見せる、という気持ちが強く出ています。このような…
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カメラがアーティストの周りを回転する音楽ビデオ、というのも、定番です。
ということでほかを探しましたが、なかなかYouTubeには見当たらず…。例えば…
嵐「ワイルドアットハート」(カメラ側がまわっています)
L'arc en ciel「Honey」(カメラ側がまわっています)(名作ですね!)
なんかがそうですが、YouTube上にはないなあ。好きなんだけど。
あと、
色々思い出したら、このスカパラも「回ってました」
これもカメラ側が回っていますが、メンバーの乗っている台の周りを多分
「1周1秒」
で高速回転! 回り過ぎてるビデオです。
(このブログでスカパラが多いのは、拙作が思い出しやすいからなんですが…失礼!)
カメラ側が回っているので、アーティストの足下は止まったまま。なので、「おっとっと…」みたいに見えるところは、アーティストの「パフォーマンス」なんですね!さすがスカパラ!
一定のルール、表現形式、撮影手法、で進む音楽ビデオは、アーティストの姿や音楽がとても分かりやすく伝わるものになりますね。
見る人が、視点を変えたり、考えたりしなくても、絵の方が変わっていってくれる、しかも予測可能な方向に、変わっていってくれるので、安心してみれるのです。
逆に、一定になって面白くなくなる可能性もはらんでいるのですが、そこは星野源のビデオもPerfumeのビデオも、演出をこらして面白く見せているあたりは、さすがですね!
というわけで、今回は話題作から入って、その表現形式に注目してみました。
では、See Your Music!
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