MV・音楽ビデオをおすすめ!ミュージックビデオセレクト by 川村ケンスケ

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第58回【おすすめ音楽ビデオ!】トランプさんが大統領に!(別ブログの再録ですが、ちょっと書き換えました)どうせなら音楽ビデオに、トランプ大統領として登場して欲しい!(時代が変わったか…)

日本時間、今日の早い時間でしたが…

  • ものものしい雰囲気のなか、いよいよ、トランプさんがトランプ大統領になりましたね。

 

就任式には、白人しかいなかった…オバマさんの時と違い…

という報道をちらっと聞きましたが…

 

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マウント・ラシュモア…

ラシュモア山 - Wikipedia

アメリカ合衆国建国から、150年の歴史に名を残した4人の大統領の顔を、山肌・岩肌に彫ってある場所です。

 

この場所は…

www.youtube.com

音楽ビデオからの、映像のお話に無理矢理つなげるとしたら…

ヒッチコックの傑作映画、「北北西に進路をとれ」のラストのクライマックスで、出てきました、的な

(実際は、スタジオにセット!を組んだらしいですが)。

 

 

あ、言いたかったことは…

 

この「マウント・ラシュモア」に80年代の終わりに、実際に行ったのですが、

白人しか居ませんでした。

(アジア人は、全員中国人か?みたいな言われた方をしたり、白人の子供に、カンフーで戦いを挑まれたり、な、記憶もあります・笑)

 

そのことと、

今回のトランプ大統領の式典に、白人しかいなかったこと、が、わたくしのなかでは、符号していまして。

 

でも、そのはるか以前から、

「アメリカは、『自由の国』」だったし、

80年代後半のマウント・ラシュモアが白人だらけの観光地であったときも、「自由の国」でした。

 

「自由の国」という評価、とか、概念の位置が、時代のなかで「ずれていく」のですね、きっと。

 

例えて言うなら、

今の1ドル=115円とか、は、「円安なのか?「円高なのか?」ということ。

 

80年代後半は、120円とかだっかかなあ。

90年代に突入すると、それが、80円くらい。

 

そこからすると、先日…2011年は、76円とかの戦後最高値。

 

日本がバブルに浮かれていた80年代後半は、今より「円安」。

 

しかし、バブル直前の200円からしたら、「円高」。

 

 

いつも、「今とくらべて、『どちらに振れるか』」ということでしか、「安い高い

」が表現できない…つまり、相対的ということですが、

 

同様に「自由」というのも、かなり相対的なものなのだろうなあ、と。

 

だって、白人だらけでアメリカの建国の歴史を愛でて、

アジア人にはまあまあ差別的で(というか、理解がなくて)

それでも、「自由の国」だったのですから。

 

トランプ大統領がいい悪い、ということではなくて、

 

報道の「基準」が、いつも「相対的なもの」であるということを、報道の方々は、いつも意識させるような報道をしてほしいなあ、と、思ったのです。

 

などという、

当たり前のことを思った次第でして。

 

 

 

おっと、専門外のことを書いてしまいました。

 

まずもって書きたかったのは…

  • トランプ大統領は、カルチャー・サイドから「愛される」(というか、気にされるような)「リーダー」になれるでしょうか?

 

そして、いま、我々カルチャー・サイドの人間は、表現者の先輩がやってきたような「表現や批評、意志の表明」を、できるのでしょうか?

 

かつては、音楽ビデオですら、以下のような「やり方」で、「『世界』を揶揄?」してきましたね。

(以前のブログでも、紹介しました)

www.youtube.com

 

www.youtube.com

そもそも、音楽そのものが、

「世界にむけて」思いを表明していた、そういう時代があったのですね。

 

「音楽」がそうであるならば、それに寄り添うべき存在である「音楽ビデオ」も、自然とそういう「方向性」を持ってしかるべきですね…。

 

ということで…

 

  • 「音楽」が、「世界」を歌うことが、今後あるのか?(特に日本)

 

そして、

 

  • 「音楽ビデオ」は、「世界」を語ることが、今後あるのか?(特に日本)

 

という課題が、頭をもたげてきます。

 

「彼女のこと、だけ、を思ったり」

「勇気が欲しかったり」

「チカラを与えたり」

「きみ、と、ぼく、しかいなかったり」

「拙い外国語でさけんだり」

 

…そういうこと以外の「言葉」を、耳にしたい。

 

ボブ・ディランさんの「ノーベル賞受賞」は、日本の音楽にとっては「皮肉以外のなにのものでもない」と、感じなくて済むような、

 

言葉を綴る音楽家の音楽。

 

それに対して、

「世界を語る」ような映像をぶつけていくような、そんな音楽ビデオ。

 

そんな音楽ビデオを作る、映像制作者、は現れるのでしょうか?

 

なにも、全員にマイケル・ムーアになれ!と主張しているわけではないのです。

ただ少しだけ、「自分の外側」にある「自分に一見関係ないようなこと」を、テーマにできたりしたら、素敵だな、と。

 

 

そして、

そういうすべてのことが、

 

今後、日本の音楽界や音楽ビデオ界に、起こりえるのでしょうか。

 

 

I want to hear the words for the real world.

 

 

ということが、書きたかったことでした…!

 

 

失礼!

 

 

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