今日ご紹介するのは、THE 1975 というバンドの映像です!
こんな人たちなんです。2013年デビュー!
実は、今回紹介するのは、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、ではなく、彼らのライブの映像!なんですね。
これが、近年の中では、最高部類にはいる「美しい」ステージ及びその映像、なのです!
映像制作者、のみならず、舞台関係者も、必見ではないでしょうか?
0:56あたり いわゆる「引き絵」からして、すごいインパクトです!
音も、もちろん、いいなあー。
1:39、ワイン?飲んでんの?
シルエットで展開するステージですが、あまりに引き絵が美しすぎて、これで大満足!というか、そもそも「ライブ」って、お客さんがそれぞれに与えられた「座席」で、基本的に「引き絵」で、見るもので。「寄り」は、お客さんの「頭の中」に存在すれば良い、と。
だから、いわゆる「サービス映像」とか「出し絵」とか、ない方がいいんだよね、やっぱ!
だから、7:00のあいだ、まったく飽きないね!
続いて…
0:17、ここからしてもう、すごい!
0:25のギタープレイが、はっきり見ますが、この雑さが、またいい!
0:46で、このデザインの仕組みがわかるわけなんですが、その上方からのアングルが、いいですね!これも、美しい!
1:10あたりの「寄り」で、あー映像だ、とは思うのですが、それでも、「正面の引き絵」の美しさが、ちょっと信じがたい。どうしてこう見えるんだろう…っていう。
1:53あたりで思うのですが、背景の「白」の明るさと、メンバーに当たっている「照明」の明るさのバランスが、最高に良くて、かっこいいし、クールなのです。ただただ「ボン!」ってスポットを当てない(日本以外は、結構「当てない」コンサート照明、が多い気はしますが)のが、いいんです!
2:25くらいの「斜め上」からの絵も、きれいですね!センス良し!
3:35の絵も、きれい!
いやー、どこをとっても、最高です!
これまた、最後まで「見惚れて」しまいました…。
これに匹敵するライブ映像を思い出しました!1993年のSuede(スウェード)のライブです!「LOVE & POISON」というビデオパッケージが、大流行り!(音楽ビデオ界隈だけか?)これは最高でした!
こんな人たちです!
昔目の写真…。
映像はこれ!
いきなり、道路の水たまり?から、ライブ映像スタート。ステージ後方の上方からの絵が、めちゃくちゃかっこいい!
1:09の、お客さんとステージが同時に入ったアングル、とか、今のライブビデオの「中央目からのボーカルの全身の入った絵」の「考え方の基盤」を作っている、と思います。
これにかぎらず、この「LOVE & POISON」では、カメラワークやアングルが、とにかく秀逸!
みな、真似したはず!(ぼくだけか?)
これも、いい!
ぐるぐる回るカメラ!
…が、ライブの映像であり得るのか?という驚きが、当時の僕たちにありました。そして、今やもうこういうことはやらないかもです。
Der Zibetのライブを撮ったときに、ステージの前で、めちゃくちゃいい映像(このSuedeのライブの感覚に近い)ものを撮っているカメラがあって、「これは天才だ!」と思い、そのカメラマンの様子が写り込んでいる隣のカメラの映像を見たら、くだんのカメラマンは、ファインダーを見ないで、ただ振り回していた、という…笑。そのカメラマンは、ほんとに、天才!でした。のちに、ドリームズ・カム・トゥルーの「LOVE LOVE LOVE」を撮影する、加藤さんでした。R.I.P。
で、Suedeのこの曲、サビになると「ギターの音像がガラッと変わる」のが衝撃で。ライブにもかかわらず、音像が一定していない、という。これも、かなりの影響を映像大好きkkに残しました。
他にも、すべてのカメラが、ずーっと「下から上に振っている」のを、うまくつないでいくとか(たしか「Higher」という曲でした。ワンカット目が、エスカレーターの絵だった気が…)
かように、ライブ映像でも、まだまだいろんな可能性が残されていたり、もしくは忘れられていたり、で、ほんとにやれることがいろいろあるなあ、と、思う次第な、
See Your Music!でございます!
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